2014年9月8日
~ 説得はストーリーだ ~
プレゼンを理解してもらうために
ストーリーづくりは欠かせませんが、
その例を挙げまてみましょう
もし皆さんがコンピューターの
ウィルス対策ソフトを
プレゼンするとしたらどこから
話を始めるでしょうか?
良くあるパターンは「事実」から入って、
説得する方法です。
『今、世の中にはウィルスが多くあり、
対策を怠ると大変なことになります。
そこで当社の対策ソフトですが、
最高品質の最新対策機能を搭載。
業界NO.1の実績を誇ります。
コンピューターの安全のために
ぜひご利用ください』
この入り方はとても順当で間違いでは
ありません。きっと技術を愛する人には
刺さるプレゼンになります。
しかし実は技術に興味の薄い
一般人には印象に残りにくい方法です
では次は如何でしょう
『もし、ウィルスのことを気にせずに
いられたらどんなに幸せでしょう
ネットショッピングもネットバンキングも
セキュリティのことはこのソフトにお任せ
あなたのコンピューターを
確実に守ります』
おそらく前のプレゼンよりも
柔らかでほっとするイメージを
感じられたと思います。
このソフトによってウィルス攻撃より
コンピューターが守られているシーンを
ストーリーとしてやさしく語っている
からです。
こうした表現によって、
お客様は難しい機能の話は分からなくても、
「得られる効果」を理解し、
安全になるという印象を持ちやすくなります。
機能を語る方法だけでなく、
商品によって得られる「効果」を
ストーリーにしたプレゼンをすれば
今までとは違うお客様を
得られると思います。