2017年3月27日
おはようございます、アンカー目木です。
本日のメルマガはマーケティングチームからです。
前回の購買のストーリー作り1では
モノを売るのにストーリーがあると売れる
という話をしました。
本日は具体的なストーリーの作り方を
考えてみたいと思います
●商品のストーリー
見た目が普通であれば
「綿の無地セーター 5万円」の商品価値は
なかなか伝わりません。
しかし「カリブ海で僅かにしか取れない
光沢、柔らかさ、強さ、軽さで世界一と言われる
海島綿を使用。英国の伝統技法で染められ
丁寧に紡がれ、編まれた逸品です」
こうしたストーリーがあると5万円以上の
価値さえ感じてきます。
商売をされているとこうした隠れた
商品のストーリーは事業者ご本人の頭の中に
たくさんストックされているはずです
それをPOPやチラシで紹介しましょう
「伝説の職人が作った~」
「惜しみなく原材料を使った~」
「熟成期間が通常の~倍」
こうした表現は短くてもストーリーが感じられます
隠された商品秘話は「なるほど」と思えるなら
情報発信していきましょう。
●サービスのストーリー
サービス業では商品がありませんから
ストーリーは人の話になります。
突然ですがサービス業をされている
あなたに質問です。
Q1 なぜ起業を思いつかれたのですか?
いつ頃から起業を考え始めましたか?
Q2 起業から今迄で一番の苦労は何ですか?
Q3 お客様から感謝された話がありますか?
それはどういう経緯でしたか
おそらくこの三つの質問にお答え頂くと
ストーリー作りができると思います。
要するに事業の歴史がストーリーになります。
小さなころからの夢だった、でも構いませんし
世の中にこんな貢献がしたい!という
強い想いでも構いません。
創業の苦労やそれが報われたときの感動なども
大切なストーリーです。
ホームページなどに掲載していきましょう。
●目指すのは共感できる話
ストーリー作りの方法はこれ以外にも
たくさんあると思いますが
要約すれば「なるほどそうなのか!」とお客様に
感じていただけたらストーリーは成功です。
その上で「感動」する話であれば最高です。
ご注意いただきたいのは、
決して嘘は書かないことです。
後で「嘘をついていた」とわかった時に
今まで築き上げてきた信用を失いかねません。
ビジネスオーナーとして考えるポイントは
お客様に商品・サービスの品質や機能だけでなく
商品・サービスの特別感や作った人の想いを
ストーリーから読み取って
もらえるように努力することなのです。