2018年1月27日
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を経営理念としているGoogle。
今では日本のほとんどの検索エンジンはGoogleのシステムが使われています。
そのGoogle、検索だけじゃないのです。
今回は、パソコンでGoogleを使って無料で実施できる音声入力機能をご紹介します!
【Googleの音声入力を使うメリットとは?】
・キーボード入力が苦手でも使える!
キーボードでの入力が得意な人は良いですが、苦手な人もいますよね。
そういう人にとってこの音声入力は救世主になるでしょう。
苦手とまではいかない人であっても、キーボード入力をするよりも
音声入力の方が早く入力できる場合が非常に多いです。
またキーボード入力が得意な人であっても、
ずっとキーボードの入力をしていたら指や腕が疲れてくることもあるでしょう。
その点、音声入力は口で話すだけですから指や腕が疲れることもありません。
寒い季節にキーボードを打っていると、指先だけが冷たくなる、
なんてことが起こりますが、そんな不快感からも解放されるのです。
・ながら作業が可能になる!
キーボード入力をしている時、当然手はキーボードの上にあります。
しかし音声入力を利用すれば両手はフリー。
例えば急ぎのメモをしたいけれども、朝の支度をしなければいけない。
そんな時にはGoogleドキュメントを開いて音声入力でメモしながら髪をとかしたり、
お化粧したり、ネクタイを締めたり、服を着たりすることもできるのです。
朝の支度だけではありません。
例えば家事も忙しいワーキングマザーであれば、洗濯物をたたみながら、
食事の支度をしながら、拭き掃除をしながら、
音声入力で文章を作成をすることができるのです。
他にも、ものすごく単純な作業をしなければならない時(例えば切手貼りやシュレッダー)、
キーボードで打ちながら作業することは不可能ですが、
音声入力で文章を作成しながら、ただひたすら手を動かす事は可能になってくるでしょう。
他にも様々なパターンはあると思いますが、
今までできなかったことが可能になってくることがわかっていただけると思います
・とりあえずのアイディアをメモするのにも非常に便利
ぱっと思いついたことを全てキーボードで入力するのはなかなか大変です。
そんな時に、この音声入力でざっと思いついたことを入力してしまうのはいかがでしょうか?
あまり細かい構成などを考えずに、とりあえず音声で入力をしてから、
その文章を後で構成し直すこともできるのです。
しかもキーボードで入力するよりも音声入力で話していた方が、アイディアが広がりやすいと言われています。
・文章の始めと終わりの流れが正しく作成しやすい
出来上がった文章を確認のために読み直したとき、文の始めと終わりが噛み合っておらず
違和感がある文章になっていることがあるのではないでしょうか。
キーボードを使って文章を作成していると、そういったことが起こりやすいのです。
しかし、言葉で喋っているときの方が文の始めと終わりの違和感を感じやすい傾向にあるため、
音声入力で文章を作成することによって、文の始めと終わりが正しい文章を作りやすいということになるのです。
・好きな姿勢で文章作成ができる
キーボードで文章を作成する時、基本的には何かに座っていることが多いでしょう。
この座るという姿勢も、長時間続くと辛いものです。
しかし音声入力では、どんな姿勢でも構いません。
場所さえあれば、寝転がっていても作成できてしまうのです。
また、とりあえずの下書きをするだけであれば、画面を見ていなくても作成できてしまいます。
ずっとパソコンの画面を見ていて目が疲れてしまっている人も、少し目を休めることができるでしょう。
【注意事項】
大変便利なツールですので、そんなにデメリットはありませんが、環境が限られることがあります。
音声入力を使うには、ある程度静かな環境でなければなりません。
また、2人など複数名での会話は、音声を拾うことができません。拾ったとしても、どちらか一方になります。
あと、句読点を音声入力することができない(2018年1月現在)
先にご紹介したように、残念ながら日本語で句読点を音声入力することができません。
(今後、アップデートされるかもしれません)
そのため、キーワードを併用し、誤字脱字をチェックしながら句読点を入れる作業となります。
【最後に】
音声入力システムはどんどん進化しています。
半年前には使い物にならなかったと感じていたのに、
ものすごく音声認識レベルがアップして十分使えるようになった、と感じることもあるほどです。
おそらくこれからも、同じようなスピードで進化していくはずです。
そのうち、日本語版でも句読点や改行、コマンドなどを音声入力できるようになるかもしれませんね。
音声入力は使うのが難しいものでは決してありません。
むしろキーボード入力より簡単なのです。これを機に是非使ってみてはいかがでしょうか。