2022年10月10日
中途採用者は社会人経験があるので基本的なマナーなどは身についているとはいえ、新入社員でもあります。
まずは企業理念や社風を理解してもらうこと、環境になじんでもらえること、
配属先の部署で必要な知識やスキルを身に着けてもらう研修を行いましょう。
企業理念の理解については社内ルールや目指すものの共有など、
総合的に理解を深めてもらえるような内容がおすすめです。
座学研修が主ですが、もし可能であれば社内を見て回るなどの社内ツアー研修も行ってみてください。
配属先以外にもお世話になる部署だったり、ほかにどんな人がいるのかなど社内理解が進みますよ。
環境になじんでもらうことや必要な知識・スキルを身に着けてもらうのはOJT研修を取り入れてみてください。
配属先の上司や先輩が育成担当となり、実際の業務を一緒に進めながら覚えていきます。
実践的な内容になりますし、今持っているスキルで業務ができるかや不足している知識やスキルがないかなどの確認にもなります。
実務を行いながらなので、困ったときは誰に聞けばいいのか、こういった場合はどうしたらいいのか、
など中途採用者の不安を和らげることもできますよね。
中途採用者は同期になる人も少なく孤立してしまいがちでもあります。
スキルや技術があっても職場に馴染めずに離職、ということも大いにありますので、
OJT研修は人間関係の構築に一役買ってくれます。
研修は入社時に不足していることをカバーしてあげられるもの、と考えていただければ大丈夫です!
中途採用向けの研修がなければ、ぜひ検討してみてくださいね。