通るプレゼンづくり【空白でゆとりを表現する】

2015年1月19日

 【空白でゆとりを表現する】

 プレゼンスライドの中で、
 しっかりと読んで欲しい部分が
 ある時に皆さんなら
 どのような方法を
 使われるでしょうか。

 基本は大きな文字を使う方が
 多いと思います。

 文字は大きければ目立つので、
 読みやすくなりますよね。

 次に特別な色を付ける方も
 多いのではないでしょうか。

 本文が黒なら読んで欲しい部分は
 赤にします。

 この方法ももちろん、有効ですが、
 1ページで文字色を赤くするのは
 せいぜい2ヶ所程度にとどめます。

 緑や青、オレンジなど
 色をたくさん使ったり、
 赤の色付けした箇所が多くなると
 どんどん目立たなくなるので
 ご注意ください。

 そして、プロっぽい方法として
 周囲の余白を十分に取る
 という方法があります。

 極端な話、
 1ページの中央に数文字の
 キーワードだけ書く
 というのも、方法として
 「あり」です。

 目立たせたい部分の周囲に
 十分な余白を取ると、
 見る人の眼は少ない文字に
 釘付けになります。

 この方法だと文字は
 多少、小さくても、黒でも
 背景色とのコントラストが十分なら
 目立ちます。

 読んで欲しい部分を
 『大きく、
 色を付けて、
 十分な余白を取る』

 という組み合わせにすると
 さらにインパクトは増します

 印象に残したい言葉は
 ページの中で十分な余白を取って
 載せる

 この方法は
 成功するプレゼンづくりに
 欠かすことのできない手法です。

 ぜひ一度、お試しください