通るプレゼンづくり【書くか、しゃべるか】 

2014年12月15日

 【書くか、しゃべるか】



 プレゼンの資料を作る時に

 「どこまで書くか」に迷うことがあります。



 あまりスライドに書きすぎるのも

 良くないように思えるし、

 逆に文字が少ないと内容が貧弱に

 見えてしまわないかと不安になります。



 通るプレゼンを作る観点からすれば

 できるだけ文章は要点を絞り込んで書くのが

 ベストですが 結論から申し上げると、

 文章量はプレゼンの内容やスタイルによって

 変えるべきです。





 例えば、イベントのディティールを検討して

 もらうためのプレゼンとか、

 新製品発表会のプレゼン資料などは

 持ち帰ってもらい、じっくりと検討してもらう

 必要があります。



 そうしたプレゼン資料は細かく、

 丁寧に書き込むべきです。

 たとえプレゼンを受けなかったとしても

 資料を見れば内容がよく分かるように作ります。





 それとは別に詳細を検討する前の段階の

 コンセプトを伝えるようなプレゼンでは

 イメージさえつかんでもらえばそれでいいので



 書き込みはさらに絞り込み、

 キーワードに留め、話で魅力を伝えます。



 こうしたプレゼンで詳細な書き込みをすると、

 言葉が制約となり、イメージを窮屈なものに

 してしまうこともあります。





 プレゼン初心者の場合は

 内容はともあれ自分の喋る内容を

 全部、資料の中に書いておいても構いません。



 そうしておけば途中で話が詰まったら、

 そこから先はスライドを読み上げる。

 という奥の手も使えます。



 喋りが得意な人は喋りを邪魔しないように

 文章を極力、少なくしても構いません。



 このようにプレゼン内容やスタイルによって

 文章量を調節して、スムーズにプレゼンが進み、

 好印象につながるようにすればプレゼンは

 通りやすくなっていきます。