2019年2月13日
ブランディングとは 企業や商品の価値をどのように創造するのかを考える事です。
・お客様にとって自分たちの会社や商品はどういう位置づけ(存在)なんだろう。
・自分たちはお客様から見てどうありたいのだろう?
といったことを真剣に考えるところからブランディングは始まります。
どういった商品をを扱うかによってブランドの位置づけは全く異なります。日用品などでしたらフレンドリーな存在であるべきでしょう、高価格帯の商品であるなら憧れの存在になった方がきっとうまくいきます。コンサルや士業なら権威的であるか、または知的で話しやすい友人的のいずれかだと思いますが先生の性格によっても変わってきます。
ブランドのコンセプトがまとまれば、それを広報物やWEB(ホームページ・SNSの)で表現していきましょう。リアルな商品やサービスにつけられたブランドマークとウェブサイトなどの広報物が一致し、提供した価値にお客様が満足されれば信用が得られます。
昔なら、ブランドイメージが浸透するまで、かなり年月がかかりましたが、ネットを使えば昔よりも短期間で達成できます。こういった積み重ねと、「お客様のビジネスや暮らしにどのように役立てたのか」という評価によって、真のブランド価値ができあがっていきます。
【ブランディングの構成要素】
ブランドネーム
ネーミングはとても重要です。キャッチコピーなどで性格付けを行ったりします。
ブランドネームは「①覚えてもらいやすい ②サービスを連想できる ③ブランド・アイデンティティを反映している」などが考えるポイントになります
ロゴ
ネーミングが文字のデザインやマークになったものです。言葉だけでなく、視覚でブランドを表現します。会社や商品の象徴ともなりますので飽きの来ないロゴ開発を行います。
キャラクター
ブランドを普及させるうえでキャラクターはチカラを発揮してくれます。地方自治体を始めとして「ゆるキャラ」は特産品など地名を覚えてもらうのにとても役立っています。同じように会社名や商品名を覚えてもらうのに誰からも愛されるキャラクターはブランディングに役立ってくれます。小売店・飲食店では「店主(社長)」のキャラクター化もお勧めです。
ジングル(音)
ジングルは短い音楽です。ラジオなどで使われることが多く放送局によってはサウンドステッカー、アタックなどとも呼ばれます。テレビCMでも「インテル」や「マクドナルド」がよく使っています。ジングルを聞いてブランドを想起させる効果があります。
パッケージ
商品を包むパッケージはブランド表現の一つです。表面に印刷されるデザインはもちろんのこと、形状や素材などでもブランドのこだわりを表現することができます。商品の中身の差別化が難しい場合、パッケージにこだわるのもよい方向性です。
キャッチコピー(キャッチフレイズ)
ブランドネームに添えられる短い文章です。テレビCMでも一緒に流されます。「It’s a SONY」「ヒューマン・ヘルスケア エイザイ」「スカッとさわやかコカ・コーラ」などが有名です。
色(カラー)
色でブランドを表現する場合もあります。例えばティファニーの「優しく上品な」ブルーの箱などが好例です。コーポレートカラーを決めて統一感を持たせると言った使い方ができます。
ドメイン名
ここで言うドメイン名とはホームページの住所となるネット上のネーミングです。ドメイン名も「わかりやすさ」「覚えやすさ」「伝わりやすさ」を考えます。長すぎない、綴り字がイメージしやすく打ちやすいなどがポイントとなるでしょう。