2022年9月12日
中途採用において、面接では十分なスキルがあると思っていたのに、実際に入社してみると期待していたような活躍が見られないというケースは結構あります。
それを避けるためには、応募者のスキルを正しく見極めなければなりません。
どんなポイントに注意して面接を行えば良いのでしょうか。
大切なのは、スキルの根拠となるエピソードを掘り下げ、より具体的な内容を聞き出すことです。その時に、『本人の役割』『本人の貢献度』に注意しましょう。
成果自体は素晴らしかったとしても、それはチームの成果であって、本人は所属していただけなんてこともよくあります。
本当にそのスキルや経験がなければ、深掘りするうちにボロが出てくるはずです。
一つの根拠や一つの成果だけでは、そのスキルが本当の意味で本人のものなのか、他の仕事での再現性があるものなのかという確信が持てません。ぜひ、根拠を補完できるような他のエピソードも聞いてみてください。
もし、エピソードが自社の仕事内容と大きく乖離しているようであれば、一番近いと考えられる(新しい仕事に活かせると思える)エピソードを聞いてみるのも良いと思います。
自社でそのスキルが活かせるのかのイメージがしやすいですし、応募者の仕事に対する理解度も知ることができるでしょう。
相手が面接慣れをしていて、面接官が不慣れであれば、うまく誤魔化されてしまうことも考えられます。不安がある間は、面接官を2名にするなど、複数の視点から判断する体制を整えることも検討してくださいね。