2023年7月10日
選考方法としてほとんど全ての企業が面接を行っていると思います。その面接の中で、候補者の言葉を上手く引き出せない、特徴を上手くつかめないとお悩みの面接官の方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時にオススメしたいのが『面談』です。
面談と面接、何が違うのでしょうか?
実際のところ、企業側が候補者に質問して答えてもらい、候補者に質問してもらって企業側が答える…ということで、面接とやっていることはほとんど変わりません。ですが、面談は合否を決める場ではなく、お互いを理解する場として設けることになるので、よりリラックスして話をすることができます。もちろん、候補者についてどう感じたかが次の合否には関係してくるのですが、面談では、より本来の姿に近い候補者の姿を知ることができ、候補者をより理解できる場になるのではないでしょうか。
日程を設定する際にも、「次は面談ですので、気になることがあれば何でも聞いてくださいね。」と、
よりリラックスできるような言葉かけをしておくとよいでしょう。
単純にお互いを理解するためという他に、最終面接前など、次の面接の対策として人事面談を設ける場合があります。人事担当者としては評価していても、伝えるのが苦手なタイプや動機が明確でない候補者であれば、最終面接に通過できないかもしれません。そんな時に、事前のフォローを入れたり、動機づけをする場として活用できます。
面接が上手くいかないと悩んでいる場合には、是非面談を検討してみてくださいね。