ターゲットを明確にする方法

2017年2月20日

 
 
おはようございます、アンカー目木でございます。
 
商売繁盛メールマガジンをお届けします。
本日はマーケティングチームから
ターゲットへのPR戦略についてのメルマガとなります。
 
存在する需要に合わせて
提案販売する戦略から
 
新たなターゲットを決め
新しい需要を作っていくことにも
踏み込んでいます。
 
売上アップに向けて
ぜひともご参考にして下さい。

 
 
 
【ターゲットを明確にする方法】
 
 前回のメルマガで小さなビジネスは
 生き残るために「企業の個性」を際立たせよう
 というお話をしました。
 
 はっきりした個性をよりクリアにするために
 実際のビジネスの中で
 「誰に買って欲しいのか」の
 表現方法を考えてみましょう。
 
(1)品揃えを合わせる
 
 ターゲットが買いたくなる商品を
 品揃えできているのかが重要です。
 
 仕入れ値が安いからという理由で
 テイストが合わない商品を仕入れたり、
 よく考えないでピント外れなサービスを
 メニューに付け加えたりすると
 ターゲット層は「不審」に思い、
 この店は『私好みではない』と感じ始めます。
 
 
(2)提供情報のテイストを合わせる
 
 サイトやチラシのデザインテイストを
 ターゲット層に合わせましょう。
 
 どのような人に来てほしいのかを
 詳細にイメージしてその人が好むような
 見せ方をしていきましょう。
 センスに自信がない時はプロに頼むのも手です。
 
 
(3)使用シーンを想像して提案する
 
 ターゲットとするお客様が商品・サービスを
 使用しているシーンを想像します
 使用シーンが想像できたら、
 そこに新たな提案を考えましょう。
 
 流行を意識して要素を足したり、
 改善案を考えたりして
 ディスプレイや広告などにそのイメージを
 反映させます。
 
 お客様は提案、使用シーンまたは使用後の
 ビジュアルで目の前に示されると
 「買えば変わる」ことを実感でき、
 興味が深まります
 
 
◆ターゲットが分からない時
 
 とはいえ、年代や価格帯で絞り込むと
 今、買ってくださっているお客様を
 取り逃がすのではないか
 という不安も浮かんできます。
 
 ターゲット設定は年代や価格帯ではなく
 別の要素でも設定できます。
 
 仮にお茶を売っていたとします。
 ターゲットを「自宅でのんびり寛ぎたい人」に
 置いて、寛ぎをテーマにしてみましょう
 
 1)寛ぎをテーマにお茶の品揃えをします
 
 2)チラシでは日本間の机の上で湯気が立つ
 お茶のビジュアルを使い、寛ぎを表現します
 
 3)7つの味を揃えたパックを用意して
 毎日違う味が楽しめる提案をしてみる
 といった感じです。
 
 この店での売り物はお茶ですが、お客様は
 「寛ぎ」を買いに来てくれるようになります
 
 ターゲット設定は柔軟に考えればいいと思います
 自分たちがどのようなビジネスをしたいのか
 誰が買ってくれそうなのかから発想しましょう
 
 これからは存在する需要に合わせて
 刈り取っていく時代ではなく、
 ターゲットを決めて新しい需要を作っていく
 そんな時代になったのだと思います。
 
 マーケティングチーム 加藤