後悔しないために!OJTのデメリットを知っておこう

2023年1月19日

 

早期即戦力化が期待できるOJT研修。日本では、多くの企業が新人研修として採用しています。
入社後の定着や戦力化についてお悩みの企業におススメの方法ではありますが、
注意すべきデメリットもあるので、今回はそのデメリットについてご紹介していきます。

 

デメリット①指導者によって習熟度に差が生まれてしまう

OJTの指導者は上司や先輩であることがほとんどで、、指導の専門家ではありませんし、
そのスキルには差があります。
そのため、指導者によって習熟度にも差が生まれてしまう可能性があります。
指導者側にも研修を行う、指導者を慎重に選ぶなどの対策が必要です。

 

デメリット②指導者にとって負担が大きくなり過ぎる場合がある

通常業務をしながら指導をすることになるので、いつも通りに仕事を進めることができなくなります。
指導者としての研修があれば、時間的な負担になってしまいますし、
逆になんの指導もないまま丸投げされてしまうことが負担になるケースも考えられます。
現場の状況をみて、OJTを行う余裕があるのかを把握し、必要なサポートをするような仕組みが必要です。
OJTで経験する業務には、日常的なものもあれば、突発的なものもあります。
それが現実なので、それを目の当たりにして学んでいく事に大きな意味はあるのですが、
うまく整理して自分のスキルに落とし込むためには、指導者側にも、
指導される側にも一定のスキルが必要となります。

 

OJTを導入する場合には、現場に丸投げにならないような仕組みを作り、
人事や指導者の上司もしっかりとフォローしていく必要があるでしょう。