2023年3月9日
求職者も、採用したいと考えている企業側も、双方が無料で利用できるハローワーク。限られた予算の中で採用活動を行わなければならないことがほとんどなので、無料というのは大きなメリットですよね。
しかし、ハローワークにはデメリットもありますので、それを踏まえたうえで利用しましょう。
今回は、そのデメリットをご紹介します。
①労災保険と雇用保険に加入していなければ利用できない
ハローワークで求人募集をする場合、労災保険と雇用保険に加入している必要があります。
②掲載件数が多いので、自社の求人情報が埋もれてしまう可能性がある
無料で利用できるため、非常に多くの企業が求人情報を掲載しています。多くの求職者が見ているとはいえ、自社の求人情報が埋もれてしまう可能性があります。
③求めている人材と異なる層からの応募が多くなる可能性がある
ハローワークは良くも悪くも幅広い層が利用しているので、希望している人材と異なる層からの応募が多くなる可能性があります。掲載できる情報にも限りがあるため、より応募者の絞り込みが難しいですし、ミスマッチを起こすリスクも高くなる場合があります。
④掲載までに手間がかかる
求人広告の掲載であれば、営業担当者に要望を伝えて、出来上がった原稿をチェックするだけで良いですが、ハローワークの場合は初期の登録から求人情報の入力まで、全て自社で行わなければなりません。
ハローワークにもフォローしてくれる職員はいますが、求人広告の担当者のようにはいきませんし、人材紹介のように紹介する人材を絞り込んでもらうこともできません。
無料で掲載はできますが、手間が増えてしまったり、希望する人材からの応募の獲得が難しいといったデメリットもありますので、自社にとってメリットが上回るのかを考えてみてくださいね。