2023年4月6日
1年を通して採用活動を行う、新卒の通年採用では、より多くの学生と出会うことができ、
選考に時間をかけられることでミスマッチを防止するメリットも期待できます。
しかし、そんな通年採用にも、おさえておくべきデメリットがあります。
そこで今回は、新卒の通年採用を行うデメリットをご紹介します。
①採用担当者の負担が増えてしまう
これまでは5~6カ月程度の期間採用活動をしていた場合、1年中となるとほとんど倍の期間採用活動に時間を割かなければならなくなります。
特に中小企業では、採用活動を兼務で行っていることも多いため、
本業に影響を与えてしまう可能性もあるでしょう。
現採用担当者だけでは対応しきれず、人員を増やさなければならないケースもあります。
②採用コストが上がる
1年間採用活動を行うということは、それだけ人件費が上がるということです。
それだけではなく、有料の就活イベントなどへの出展機会や、
ナビサイトなどへの掲載期間が延びることで、コストが高くなる可能性があるのです。
また、入社前研修などを行っている場合、
一括採用であれば1度の開催で済んでいたところを、複数回開催しなければならず、
こちらにも費用が発生することになってしまいます。
1年間ずっと一括採用と同じような採用活動を行っていては、
時間も費用もいくらあっても足りないということになりかねません。
学生や他社の動きを見て、1年を通してどんな採用活動を行うべきなのかを検討していく必要があるでしょう。