2023年1月2日
社員の友人知人を紹介してもらって採用を行うリファラル採用。
ただ「誰か良い人を紹介してください!」と声をかけるだけではうまくいきません。
しっかりと制度設計を行う必要があります。
そこで今回は、リファラル採用制度で決めておくべき基本部分をご紹介します。
・紹介フロー
どんな募集が出ているかをどこで確認し、
紹介する場合は、誰に、何を使って、どんな情報を伝えるのか、紹介フローを明確にします。
候補者に会社の魅力を伝えるための方法やツールも準備できると、なおよいでしょう。
・紹介にかかる企業の費用負担
社員が候補者に会社を紹介するときに会食を行う場合、費用はいくらまで企業が負担してくれるのかなども、
明確に決めておきます。
・インセンティブ
紹介した時なのか、採用が決定した時なのか、どのタイミングでインセンティブが発生するか、
また、どんなインセンティブなのかを決めましょう。
・不採用の場合のフロー
不採用となった場合、社員と候補者との関係性が気まずくなる可能性があります。
メールだけで終わらせず、人事からフォローを入れるなど、
人間関係に考慮したフローも設計しておく必要があります。
・社内への告知方法
制度を作っただけで終わらないように、どのように告知するのか、
また、浸透させるために何を行うのかも、スタート前から決めておきましょう。
「紹介したら一人●万円のインセンティブが発生します!」といったように、
インセンティブだけをきめてスタートしてしまい、失敗するケースは多いです。
そうならないようためには、事前の制度設計が重要ですよ。