採用活動をスタートする前に決めておくべきことは?

2022年6月25日

 

“とりあえず”で採用活動をスタートしてしまうと、採用できない、定着しない、コストが嵩むなど、採用活動が失敗する可能性が高いです。そこで今回は、採用活動をスタートする前に最低限決めておくべきことをご紹介します。

はじめて採用活動を行う方、採用活動がうまくいかず悩んでいる方はチェックしてみてください!

 

どんな人を何人採用するのかを決める

具体的な人材像と採用人数を決めましょう。例えば、退職した経理担当者の補充の場合、「経理経験者」だけではなく、どんな業務を任せることになるのかを洗い出し、どんなスキルが必要かを具体的にする必要があります。ただし、高望みをしすぎると採用難易度は上がります。求めるスキルの優先順位を決め、どこまでがマストなのかを明確にしましょう。

 

労働条件を決める

面接時に質問があってもしっかりと回答できるように、詳細な労働条件を決めましょう。ここが曖昧なままだと、応募者とのトラブルに発展する可能性があります。すでに決まっている場合も、採用活動をきっかけに労働条件を見直してみてください。欲しい人材に対して、どこまで譲歩できるかも検討しておく必要があります。

プラスして、採用する人のキャリアプランも伝えられるように準備しておくと、ミスマッチを防ぐことができるでしょう。

 

採用・雇用コストを計算しておく

採用活動にも、採用後にもコストはかかります。無理な採用をおこなって会社が傾くようでは意味がありません。採用活動にかけられるコスト、雇用にかけられるコストを事前に計算し、無理のない企業活動が行えるようにしましょう。

 

常時10人以上の労働者を雇用する会社は、就業規則の作成が必須です。対象となる企業で就業規則がない場合は、上記に合わせて作成するようにしてくださいね。