自社ブランドづくり【コンセプトを大切にする】

2013年4月30日

~ コンセプト喪失でブランドは崩れる ~

ブランドの基礎は心意気というお話をしましたが、コンセプトとはこの心意気
に他なりません。このコンセプト(心意気)が揺らぐとブランドはすぐに崩れ
てしまいますので気を付けましょう。

(002号 ブランドの基礎は心意気はこちら https://anchor-company.asia/news/592

例えば「お客様が第一」をコンセプトにブランドづくりを進めていたとしまし
ょう。しかし経営を考えた場合、顧客対応に掛かるコストが気になります。
電話やリアルな対応要員を用意するのも決して楽ではありません。

またコストを理由に素材の質を落としたり、工程を省く。サービスをできるだ
け短時間で済ませるなどのコンセプトに反した行為を経営者自らがやってしま
います。

それがコンセプトを守れる範囲内ならよいのですが、あっという間に広がり
ブランドの根幹は揺らいでしまいます。

「経営のために背に腹は代えられない」

というのが経営者の弁解だと思いますが、ブランド構築にとってコンセプトを
反故にするのは最悪の事態です。

コンセプトが崩れた影響は急に現れません。『品質を落としてみたけど変化が
ないから大丈夫じゃないか』と思ってしまいがちです。しかし、時間が経つと
お客様は変化に気がつきます。深刻なのは従業員の心が蝕まれることです。

「ごまかしていい。コンセプトに反しても構わないんだ」

従業員の心がブランドから離れ、好き勝手なことをし始めるとそれまで築き上
げてきたブランドは静かに、そして確実に崩れてゆきます。

どれだけ辛くてもブランドコンセプトだけは維持しましょう。コストの問題は
従業員と話し合って、どうすればコンセプトに反しないように切りつめられる
かを真剣に議論してください。必ず答は見つかります。

コストを掛けなくても心意気がしっかりしていればブランドは守れます。例え
ばコールセンターがなくても「真心を込めた電話対応」ができればお客様はつ
いて来てくれます。

コンセプトを言葉遊びにせず心から実践・共有できるものにしていきましょう。

もしブランドづくりにお悩みならご相談に応じております。お気軽にお声掛け
下さい。お客様の商売繁盛につながるようアイデアを提供させて頂きます。

次回は、5月7日(火)の配信となります。

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